夏に第1回目をスタートした音楽のおもてなし VOL.2、この秋のゲストはピアニスト、上村貴子さん。素晴らしい演奏とこの笑顔に会場はすっかり魅了されました。ピアノを愛してピアノに愛されてる・・・ピアノとおしゃべりするように奏でられていきます。「ピアノと一体ですね!」「自由自在ですね!」
「彼女そのものがピアノですね!」そんな感想が飛び交いました。
(2016年10月14日(金)19:00開演)
前半はピアニストの歴史を貴子さんのピアノで綴っていきました。ピアノの前のチェンバロ・・・といえばバロックの名曲「四季より春」、モーツァルトといえば「トルコ行進曲」、ベートーベンは「月光」、ショパンは「雨だれ」、ドビュッシーの「月の光」・・・時代を追いながら彼女の指先から有名なメロディがあふれていきます。クラッシックに続いてさて本領発揮!海を渡ってアメリカの音楽、ラグタイムはジョプリンの「メイプルリーフ」、ここではラグタイムのリズムの特徴を、エリントンは「A列車」、この曲は会場の皆さんがアドリブに参加!シアリングの「バードランドの子守唄」ではシアリング奏法の解説付き!とってもアカデミックなことも、貴子さんは分かりやすく楽しく演奏しておしゃべりして、さすがです。そしてエバンスの「ワルツ・フォー・デビー」・・・貴子さんにはジャンルの壁はありません。彼女にとっては音楽は皆音楽、ボーダレスの世界にみんな酔いしれました。
オリジナル曲の「月」「Autumn」も本当に素敵でした。拍手は止みません。さてアンコールで再びステージに現れた貴子さん。何を弾こうかなぁ・・・、みなさんに問いかけます。「洋楽がいいですか?日本の曲?」「どっちもー!」「えーどっちも?じゃーアメージンググレイスと・・・尾崎紀代彦のまた逢う日まで」会場に大きな笑いがおこります。そして最後はみんなで大合唱!腕前に圧倒されたかと思うと、こんな楽しさも!貴子さんのお人柄でした。
ここでは書き足りないほどですが、みなさんから「まだぜったい呼んでください!」といわれてますので、はい、また必ず、貴子さんに来ていただきますね!貴子さん、素晴らしい時間をありがとうございました。
みんなで記念撮影。いいお写真でしょ。
しろくま園の若いスタッフの皆さん、大活躍でした。
カメラ、ビデオ、この日使ったスライドも、
それからステージのことも、音のことも、
みんなで力を合わせて、あーでもないこーでもない、
リハーサルの時には、照明の演出の練習もしました。
回を重ねるごとにきっと、
ますますそのチームワークはよくなって
クオリティもぐんぐんよくなりそうです。
みなさん、いきいきしていて気持ちがいい!
本当に素晴らしいメンバーです。